熱海 一棟貸しの宿 羽衣楼

ブログ「女将日記」

2026年11月5日 No.25 コタツはじめました。羽衣楼の冬支度

No.25 コタツはじめました。羽衣楼の冬支度

 

早いもので、明後日はもう立冬。

暦のうえで冬が始まるのを前に、羽衣楼でも冬支度の一日となりました。

 

冬布団を出し、綿入れを用意。

朝晩の冷え込みに備えて、ベッドの下にそっと電気毛布を仕込みます。

日差しの強い日が長かったので、今年は10月まで残業していた扇風機。

お疲れ様とお礼を言って、そっと仕舞いました。

 

そして今日の主役は、なんと言っても和室の炬燵です。

大きなこたつ布団を広げて、天板をのせて、スイッチを入れる。

それだけで、部屋の空気がふわりと変わります。

「ちゃんとあたたまるかな、確認確認」と足を入れたが最後、コタツムリになって動けなくなったりして。

 

ああ、この感じ。うん、冬が来るんだな。

 

夜になって灯りをつけると、ランプの光が天井いっぱいに模様を描いて、

畳の上に、温かな島がひとつ生まれました。

 

羽衣楼の冬は、源泉かけ流しの温泉で芯から温まって、マッサージ機でほぐれて、

あとはこのこたつに潜り込んで、とろけるように過ごす。

 

お茶を飲んだり、本を読んだり、大切な人と他愛のないお喋りをしたり。

何もしない贅沢を支えるのは、こんな小さな冬の仕掛けです。

 

暦が冬に切り替わるこの季節。羽衣楼も、静かに冬の顔になりました。

あたたかいお湯と、温かいコタツと、暖かい真心をご用意して、

柔らかい心持ちでお支度を整えております。

 

芯までしっぽり染みる心地よい刻を想像しながら、道中もゆったりとお越しくださいませ。

お会いできる日を心より楽しみにお迎えいたします。

 

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